株投資を始める主な理由の一つに株主優待をもらうことがあると思う。
今回は限られた資金でも株主優待をもらえる裏技『クロス取引』を紹介するよ!
この記事でわかること
- 株主優待について
- クロス取引について
- クロス取引の仕方について
この記事を読み終えたころにはクロス取引のことを理解して
実際やってみたいと思ってもらえたら嬉しいよ♪
そもそも株主優待ってなあに?
企業が自社の自社の株を購入してくれた株主に向けて「優待品」をプレゼントする“日本特有”の制度
株主優待はどんなものがもらえるの?
企業によってバラエティ豊富!
QUOカードや食品や自社サイトの割引券…etc
優待をもらうためには?
株主優待貰うためには企業によって定められている権利確定日の2営業日前(権利付き最終日)の株を保有している必要があるよ!
権利付き最終日の次の日(権利落ち日)から売ってもOK!
権利確定日に保有しなくてよい理由
株は市場での購入した日(約定日)と、実際に株券の受渡しが行われる日(受渡日)が違うよ。
受渡日は約定日の2営業日後になるよ!
なので権利確定日の2営業日前の保有する必要があるということだよ。
普通に株主優待もらえば?
値下がりリスクと資金力がネック一般的に権利付き最終日に下落することが多い。
普通に保有するだけでは株価が下がり、優待を貰っても実質損をしてしまう…
クロス取引の仕組み
株主優待を貰うために同じ銘柄を同じ数、タイミング、価格で
信用売りと現物買いを注文して株価変動リスクをなくす取引方法だよ。
信用売りとは
株を証券会社から借りて取引をする方法で株価が下がると利益を生む仕組みです。
※株を借りている間はレンタル料(貸株料)が掛かります。
信用取引には逆日歩や貸株料貸などのコストがかかるので
0円で優待がGETできるわけでは
ないよ!
クロス取引ロードマップ
ここからは『事前準備編』と『実践編』に分けてクロス取引するまでの全体の流れを見てみるよ
事前準備編
資金準備をしよう
信用取引をするための保証金+現物取引用の資金で最低資金40万円は必要だよ。
資金は少し余分に用意しておくことが鉄則です!
証券会社を開設しよう
クロス取引ができる証券口座をチェック!!
クロス取引に重要な3つの条件
- 手数料が安い
- 一般信用取引の売り注文ができる
- 証券会社が保有している株の在庫数が多い
クロス取引ができる主な証券会社
- SMBC日興証券 ☜オススメ
- auカブコム
- 楽天証券
- SBI証券
- 松井証券
- GMOクリック証券
ちなみに私は手数料が安く、株の在庫数が多い
SMBC日興証券をつかっているよ
信用取引口座を開設しよう
注意!!信用取引口座開設には審査があるよ!
信用取引では自分の資金以上のお金を運用できる「レバレッジ」が可能なため、
現物取引よりリスクが高いから審査があるよ!
開設条件は証券会社によって異なるので、審査を受ける際にチェックしよう!
口座の設定を確認しよう
口座開設したら以下の設定をチェックしよう!
- 特定口座(源泉徴収あり)
参照:SMBC日興証券管理画面
- 配当金受取方法:株式数比例配分方式
参照:SMBC日興証券管理画面
1年間の全体の損益によって払いすぎた税金が全額還付されるので上記設定をチェック!
証券口座に入金しよう
開設できたら必要金額を入金するよ!
5万以下で買える銘柄もあるから、予算に応じて探してみてね♪
実践編
銘柄を選ぼう
クロス取引できる銘柄をアプリ『GL優待クロス』で探そう!
月ごとにクロス取引できる企業と株主優待の内容をチェックできるよ♪
在庫&コストを確認しよう
『GL優待クロス』で在庫状況やおよそのコストが見れるよ.
人気の銘柄はすぐ在庫がなくなるけど早くクロスすればコストも高くなる。
自分のルールを見つけていこう!
売建確保しよう
ここからはいよいよ実際に証券口座で取引しよう。
今回はSMBC日興証券を使って説明するよ。
実施する時間帯は17時~がオススメ💡
※一般信用取引で空売りする理由
なんで一般信用を選択するかというと逆日歩の心配がないからです。
逆日歩とは
制度信用売りで取引する際に株不足が発生した場合、証券会社が
第3機関から借りる時に発生する手数料のこと。
人気の銘柄は逆日歩が高額になる場合があるよ。
買建注文しよう
売建注文ができたら忘れずに買建も!
現引しよう
買建注文が約定したら、~15時までに実施!
現物取引手数料0円の証券口座は直接、現物買いで注文して大丈夫だよ。
現渡しよう
権利落ち日に売建を現渡するよ
権利付最終日の次の日が『権利落ち日』だよ
これで取引完了!あとは優待を待つだけ
さいごに
以上で、クロス取引の手順はすべて完了です!!
初めの一歩さえ踏み出せば
誰でも株主優待で豊かに暮らせるよ♪